女医さんのママの専業主婦DIARY

娘は女医さん 患者さんに信頼されるドクターになってね。

こんなドクターになってね。

こんにちは。

私は、毎日新聞の投稿欄を読んでいます。

もう何年も前のことですが、こんな投稿がありました。

かなりお年を召した、ご主人が体調不良となり、奥様と一緒に、予約なしで、ある大学病院を受診しました。かなり、待って、やっと問診。若いドクターが対応してくれたそうです。丁寧に診察をして、血液検査、レントゲン検査、エコー検査などの予約を入れて、後日結果を聞くための再診の予約を入れてくれました。

慣れない大学病院で、あっちに行ったり、こっちに行ったり、各検査もかなり待ちました。その老夫婦が、すべての検査を終えたのは、夕方近くになってからでした。

へとへとにくたびれ切って、会計待ちしていた時に、最初に問診してくださったドクターと偶然会ったそうです。そのドクターは、老夫婦に気づいて、すぐに近寄ってきました。「〇〇さん、今まで検査がかかったのですね。大変でしたね。さぞお疲れのことと思います。きょうは、帰宅したら、おうちでゆっくり休んでくださいね。どうぞお気をつけてお帰りください。」

若きドクターは、それだけ言うと、足早に立ち去ったそうです。

その老夫婦は、ドクターの思いやりある心遣いに感動したそうで、ドクターの後ろ姿に深々とお辞儀をした。たしか、そのような投稿でした。

患者さんの心を癒す、素晴らしいドクターのお話でした。